“養効果を得られる”納豆の正しい食べ方”♪
4月24日のTBS「この差って何ですか?」では、
“最強の発酵食「納豆」”
について紹介されていました!
栄養効果を得られる!
『納豆の正しい食べ方』
のについてまとめてみました!
『納豆の正しい食べ方』まとめ!
今、日本では“発酵食品”が大ブーム!
健康に良いという理由から、
多くのメディアで取り上げられ、
本屋でも発酵食品関連の本がズラリと並んでいます。
<よく食べる発酵食品ベスト5>
第1位「納豆」
第2位「ヨーグルト」
第3位「みそ」
第4位「お酢」
第5位「塩こうじ」
人気の『納豆』ですが、
実は、ほとんどの人が納豆の食べ方を間違えていて、
せっかく納豆には栄養成分が豊富なのに、
栄養成分をとり逃していることが多いのだそう!
今回、『納豆の正しい食べ方』について教えてくれたのは、
発酵食品のスペシャリスト!
お茶の水・健康長寿クリニックの白澤卓二先生です。
白澤卓二先生の著書
『100歳まで病気知らずでいたければ「発酵食」を食べなさい』♪(↓)
100歳まで病気知らずでいたければ「発酵食」を食べなさい 塩麹、納豆、酒粕、味噌、黒酢、赤ワイン、ヨーグルト [ 白澤卓二 ]
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“栄養効果を得られる”納豆の食べ方と、
“栄養効果を得られない”納豆の食べ方の差!
『納豆の正しい食べ方』
のについてまとめてみました!
■①「ご飯の温度」について!
納豆を食べる時、
ご飯にかけて食べる方、多いですよね!
<問題>
栄養効果を得られるのは、どっち?
A:炊きたてのご飯
B:冷ましたご飯
<答え>
B:冷ましたご飯
納豆には、「ナットウキナーゼ」という、
酵素が含まれています。
「ナットウキナーゼ」には、
脳卒中や心筋梗塞の予防効果があります。
しかし、「ナットウキナーゼ」は、
70℃以上で死滅してしまいます。
炊きたてのご飯の温度は、
おおよそ80℃位ですから、
納豆の重要な栄養素
「ナットウキナーゼ」が死んでしまいます。
「ナットウキナーゼ」を得るためには、
45~50℃のご飯にかけるのがよいです!
また納豆には、「ビタミンB1」も含まれていますが、
やはり熱で死滅してしまいます。
ちなみに、納豆には他にも多くの栄養素が含まれていますが、
たんぱく質、マグネシウム、カルシウム、鉄分、食物繊維などは、
熱を加えても壊れません。
■②「食べるタイミング」について!
<問題>
栄養効果を得られるのは、どっち?
A:朝に食べる
B:夜に食べる
<答え>
B:夜に食べる
納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」には、
脳卒中や心筋梗塞の予防効果があります。
脳卒中や心筋梗塞は、
血管内の血液が固まって起こる病気ですが、
血液が固まりやすいのは、
身体があまり動いていない夜・寝ている時です。
つまり、夜に血液をサラサラにしてあげる必要があるわけです。
「ナットウキナーゼ」には、
さらに固まった血液を溶かす作用があります。
「ナットウキナーゼ」は、
納豆を食べた約4時間後から効果を発揮し、
約8時間効果を持続します。
そのため、寝る約4時間前に食べるのが
良いというワケです!
■③「食べ合わせ」について!
納豆を食べる時、
色々とトッピングしたりしますよね!
<人気のトッピング>
第1位「ネギ」
第2位「生卵」
第3位「キムチ」
第4位「海苔」
第5位「とろろ」
<問題>
上記の5つの食材(ネギ、生卵、キムチ、海苔、とろろ)の中で、
栄養効果を逃してしまうのは、どの食材?
<答え>
生卵
納豆には、肌荒れや髪のパサつきを抑える
「ビオチン」という物質が豊富です。
一方、卵の白身には、
「アビジン」という物質があります。
しかし、「ビオチン」と「アビジン」が一緒になると、
「ビオチン」が体に吸収されなくなってしまいます。
卵の黄身には、「アビジン」はほとんどないので、
黄身だけのトッピングであれば問題はありません。
ちなみに、人気トッピング第1位の「ネギ」ですが、
納豆とネギの相性は抜群です!
ネギには「硫化アリル」という成分が含まれており、
納豆の血液サラサラ効果が倍増されます。
そして、人気トッピング第3位の「キムチ」も、
納豆と相性が良いです!
キムチの「カプサイシン」という辛い成分には、
血管を広げる効果があり、血流が良くなります。
また、意外な組み合わせとなりますが、
「牛乳」も納豆と相性が良いです!
牛乳の中に入っている「カルシウム」は、
吸収されやすいタイプなのですが、
「カルシウム」が吸収された後、
骨にとどくには、「ビタミンK」が必要となります。
この「ビタミンK」は、
実は納豆の中に豊富に含まれているます。
つまり、納豆と牛乳を同時に食べることで、
カルシウムの吸収が促進されるので、
骨粗しょう症なども予防してくれます。
■④「種類」について!
<問題>
栄養効果が高いのは、どっち?
A:粒納豆
B:ひきわり納豆
<答え>
B:ひきわり納豆
納豆に含まれる「ビタミンK」ですが、
ひきわり納豆の方が、粒納豆より
「ビタミンK」の含有量が約1.5倍多いのです。
<ビタミンK含有量>
・粒納豆…600㎍
・ひきわり納豆…930㎍
これは、粒納豆とひきわり納豆では、
発酵の仕方が違うところに理由があります。
粒納豆の場合は、
大豆1粒1粒を発酵させますが、
ひきわり納豆の場合は、
大豆の粒を砕いて発酵しますので、
表面積が広いのです。
広い面積で発酵しているため、
発酵のプロセスで発生する
「ビタミンK」の量が増えているというわけです。
また、ひきわり納豆には、
認知症を予防する「スペルミジン」も豊富です。
まとめ
栄養効果を得られる”納豆の正しい食べ方”♪
4月24日のTBS「この差って何ですか?」では、
“最強の発酵食「納豆」”
について紹介されていましたので、
栄養効果を得られる!
『納豆の正しい食べ方』
のについてまとめてみました!
『納豆は、冷ましたご飯の上に、ひきわり納豆をかけて、
夜、牛乳と一緒に食べると栄養効果を最大限得られる』
ということだそうですので、
ぜひ、実践したいですね!
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