暑さの厳しい夏に
特に注意が必要な『熱中症』!
7月9日「世界一受けたい授業」では、
『熱中症』をテーマに、様々な熱中症の知識や対策、
暑さに打ち勝つ体を作る方法が放送されていました♪
自宅で簡単!「経口補水液」の作り方レシピや、
熱中症になりにくい体の作り方!
「インターバル速歩」のやり方などについて、
ご紹介します!
『熱中症』の基礎知識!
梅雨が明ける頃から、
患者数が急激に増加する『熱中症』!
猛暑日が続く日本の夏には、
熱中症の対策は必須ですよね!
今回7月9日放送「世界一受けたい授業」では、
様々な熱中症の知識や対策、
暑さに打ち勝つ体を作る方法などが放送されていました。
“熱中症に強い体づくり”について
教えてくれたのは、能勢博先生です。
10日もあれば、
十分暑さに強い体になれるそうです!
■熱中症患者が発生しやすい場所は?
冷房の効いた家の中であれば、
熱中症にはならないと思っていませんか?
実は、熱中症患者のおよそ4割は、
住宅(家)で発生しています!
窓ガラス付近は、冷房をつけていても、
家の外と同じくらいの温度になっている場合もあります。
また、意外な場所では「プール」も危険です。
水の中にいると自覚しずらいですが、
泳ぐ事でたくさんの汗をかいており、
気づかぬうちに脱水状態となり熱中症になりやすいのです。
30分ほど泳いだら、日陰で休憩し、
水分補給をしましょう!
■熱中症の症状「熱失神」とは?
熱中症の症状で一番軽いものが、
「熱失神」と呼ばれるもので、
めまいがして倒れてしまいます。
今回の「世界一受けたい授業」では、
サウナで熱失神の症状を実験していましたが、
サウナに入る前は簡単に出来た片足立ちが、
サウナに入った後では、フラついてしまって、
うまく片足立ちが出来ませんでした。
熱くなり体温が上昇すると、
体の熱を発散しようと、皮膚表面の血流量が増加します。
すると、一時的に脳への血流が減少して
フラついてしまうのです。
この症状が「熱失神」です。
熱失神に脱水が加わると、
ますます体温が上がり、40℃を超えてしまいます。
水分補給しなければ、
命に関わる危険が及ぶこともあるといいます。
■水分補給に適している飲料は?
普段の水分補給に適しているのは、
“水”です。
緑茶などはカフェインが含まれており、
利尿作用があるため、
飲みすぎると、結局、尿として水分が出てしまいます。
また、”水”でも氷水のように冷たすぎるものは、
胃が収縮して負担になってしまいます。
好ましいものは、
“5~15℃の水”です!
水分の吸収力もよく、
クールダウンが効果的に出来ます。
1回に飲む量は、
150~250mlで、こまめに飲みましょう!
一度に大量に飲んでも、
吸収が追いつきませんので注意しましょう。
自宅で簡単!「経口補水液」の作り方レシピ!
脱水対策としては、「経口補水液」も有名です!
今回の「世界一受けたい授業」では、
家で簡単に作れる
「経口補水液」のレシピも紹介されていました!
■材料
・水…1L
・砂糖…20~40グラム
・塩…3グラム
・レモン…1/2個
■作り方
①水、砂糖、塩を入れて混ぜる
※これだけでも、経口補水液は作れます
②レモン果汁を半個分入れる
※一手間加えて、レモン果汁を入れると、
飲みやすくなり、筋肉の動きを助ける”カリウム”摂取も出来ます
③出来上がり♪
※作った経口補水液は、
その日のうちに飲みきってください
スタジオでは、スポーツドリンクと同じで、
飲みやすい、美味しいという感想が多かったですが、
能勢博先生によると、
飲みやすいと感じた人は、脱水症状気味なのだそうです。
「経口補水液」を作るのがちょっと面倒という人には、
買い置きしておけるタイプもあります!
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熱中症になりにくい体の作り方!
熱中症になりにくい体にするためには、
汗をかきやすい体にする事が大切です。
人は本来、汗をかくことで、
暑さに強い動物なのです。
しかし、最近はクーラーなどが発達し、
暑さに体を慣れさせないという事が起こっています。
「熱中症になりにくい体の作り方」では、
下記を行うことが大事です。
①インターバル速歩
②牛乳を飲む
この2つを行うことで、
10日間で体が変わってくるそうです。
■①「インターバル速歩」のやり方
“早歩き”と”ゆっくり歩き”を、
交互に3分間ずつ行います。
“早歩き”・・・息が弾む程度の速度で大股で歩く
“ゆっくり歩き”・・・周りを眺めながら散歩するくらいで歩く
※1日30分くらい行います。
※ポイントは、ちょっときつめの運動です。
※炎天下での運動は危険ですので、
気温が低い朝や夕方に行いましょう。
※気温が高い日や天気が悪い日は、
室内でスクワットするだけでも良いでしょう。
「インターバル速歩」の目的は、
足の筋肉を鍛えたり、血液量を増やしたりして、
体をみずみずしくすることにあります。
血液を全身(脳にまで)に、
戻すことが出来るようになります。
■②牛乳を飲む
「インターバル速歩」の直後に、
“牛乳”を飲むことで、より熱中症に強い体になります。
「インターバル速歩」をした後、
1時間以内に、牛乳コップ1杯(200ml程度)を飲む。
牛乳に含まれるたんぱく質や糖質には、
肝機能を高め血液量を増やす効果があります。
血液量が増加すると、汗をかきやすくなり、
熱中症予防につながるという研究結果が出ているそうです。
まとめ
『熱中症』をテーマに、様々な熱中症の知識や対策、
暑さに打ち勝つ体を作る方法が放送されていましたので、
熱中症になりにくい体の作り方!
「インターバル速歩」のやり方などについて、
ご紹介しました!
とても参考になりました!
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